季節を感じる眺めが嬉しい街外れの小さな酒場から
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03/31
葉桜もまた、
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よく言われるが、ライトアップなんて野暮なもんはありましぇん。
街灯に浮かぶ葉桜に、時期の分葱と茗荷のぬた。
酒は生モト生原酒に氷を一つ落として。
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酢味噌は西京味噌だと甘いだけなので、麦味噌を合わせて味をしめ、後はお決まりの米酢と和芥子。
少しだけ水で緩めますが、こんなんはただの水道水で。
それでいいのだ。
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03/07
散歩のように飲むのです
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洗濯をしたり散歩をしたり。
図書館に行ったり、買い物に行ったり。
久しぶりにオートバイのオイルを換えたり、買ったままになっていた小説を読んだり。
寝溜めもしたいとこだが、一人の時間もそれなりに忙しい。

もちろんしばしの空白も必要で、コーヒー好きならカフェだろうが、
まあ私なんかは言うまでもなく酒場でゆるりです。

実は一人の時間の過ごし方として、酒場が入るのがかなりマイノリティだと言うことを最近知った。
つまり一人では飲みに行けない人が随分多いらしい。こちら側からすると一人で上手に飲むことの方がよっぽど難しくて、堅っ苦しいダンディズムは要らないにしても、せめて野暮ったくならない程度のマナーは最低限守りたい。と言っても四杯目ぐらいからそろそろ怪しくなるのも呑兵衛の常で申し訳ないが。

私は肴っ喰いなので出来れば居酒屋で飲みたいとこだが、ひとり酒に丁度いい居酒屋は意外に少ない。むしろ出前主体で客入りがまばらな住宅街の蕎麦屋の方がよっぽど落ち着いて飲める。あとは定石にバーと言うことになるが、肴はないようなもんなので煙草と本が相方になります。

さて私が飲んでて気になるのは酒や肴のクオリティでもなければ、サービスの不手際でもない。やはり周囲の音量で、別に会話でザワザワしてるのはむしろ好ましいが、延々と一人の声が響き渡ってるのがどうやら気に障る。
つまりお喋りな人が苦手で、どこで息継ぎしてるのかと思うぐらいしゃべくり続けられるとBGMも吹っ飛ばしてお店が支配されることになり、さすがに辛い。
大概そんな人は常連に絡み店員に絡み、案の定次にはこちらに身体ごと喋繰りを向けてくるので、丁重に距離を置くという余計な作業をさせられるのが面倒であります。
カウンターは横を向いてはいけない、いやむしろ前を向いたままで居る事が許される稀有な場所なのだが、そんな事を知る由もないのですね。

とは言え多少のリスクがあるものの、それでも外に出る価値があるのはそこに対話があるからで、他人がチョイスした酒や調度品、滲み出るセンスや空間、料理への姿勢などひとりでも対話に事欠かくことはない。
そして時には人とも話しますよ。ただよく会話をキャッチボールに例えるが、お喋りな人とはバッティング練習のためのピッチングマシーンにされてる気分になる。

ひとりで飲める人は少ないらしいが、ちゃんとお話しが出来る方は更に少ない。
でも外に出なければそれさえもないのだから、また懲りずに街場を彷徨うのであります。
06/27
うちの雑器
 気兼ねなく使える安価な日常雑器が普段使いに重宝で、安上がりなお育ちのせいか作家物の器はどうも手に余る。
 時たま贈答用の立派な器を頂く機会もあるのだが勿体なくて化粧箱のまま。普段はいつ割れても惜しくない百均の皿やどこぞの景品のムーミン茶碗が食卓の常連、これが意外としぶとく随分付き合いも長くなった。
 そういえば新しいシャツも中々袖を通せなくて伸びてかすれたシャツばかり着てしまうクセがある。

 それにしても毎日手に取る最早愛着さえある器がムーミン茶碗だとは、作家物の器を贈られた方には申し訳なくてとても言えない。天然生活はまだまだ遠いなあ。 
06/24
日本酒の居場所
 年々酒離れが進んでるらしい。確かに酒の付き合いが悪くなったお話はよく聞くし、一説にはコミュニケーションツールが酒ではなくネットに移行したとも。
 便利で手軽で平等で、顔も付き合わせないので絡まれる事もない。随分と痛がり屋さんが増えたもんだ。
 ニュータイプは薄い酒をスマートにこなし、比べてオヤジは酒場でたむろし飲ミニケーションで酒は濃くなきゃ損した気分。随分と乱暴でがさつに映ることだろう。
 更にライフスタイルも様変わり、カフェに似合わずカクテルにも使えない日本酒などは絶滅危惧種。どんなに美味い酒を作っても置いてくれる棚がないのでは致し方ない。

 ちなみに飲酒率の一番高いのは40代で、同世代が酒場と酒造に貢献してるかと思うと頼もしい。
幸い山廃の群馬泉や甘口の雄の桂川、最近では魚に合う吟醸の車坂など酒と肴のスタイルを支えてくれる酒造がちゃんとある。せめて僕らはよくぞ日本人に生まれけりと晩酌に興じようではないか。
 ついでに若者に絡み、後輩を連れまわし、子供心をがっかりさせる立派な大人になってやろうではないか。
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