季節を感じる眺めが嬉しい街外れの小さな酒場から
08 * 2009/09 * 10
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
09/18
巷の5連休… 店やらせて頂きます
 いつもカレンダーをめくるまで次の月を見ないのですが、いつの間にやら連休が増えてました。
事情は色々あるだろうが、まあどうやら世の中を操作したがりがいるらしい。

 私の場合はカレンダーを見る楽しみが一つ減ってしまったかな。休みが増えても家賃は変わらないので、こちらは営業するだけです。
 勢い余って定休の日曜も開けちゃいます。休日じゃないと中々来れないって方はこの機会に是非どうぞです。

s-IMG_1746.jpg

 さて話しは変わりますが鮪の尾の身を煮てみました。尾びれの手前のあの、くびれてるとこです。
よく動くとこで筋肉質で筋が多く刺身には向かないとこですが、面白いのは皮との比率。くびれだけに細い部位ですが皮はそれなりの厚みがあるので煮るとゼラチン質が多い。せっかくだから皮と身を合わせて食べることを勧めます。でも皮が苦手な方にはつまんないとこですな。ゼラチンが多いと煮凝りもしっかり出来て温かい御飯にもたまりませぬ。

 そういえば魚好きでも顔が苦手~てな方が結構いて、あら煮なんか目の周りや唇あたりや脳天の皮目なんか好きだと醍醐味ですが、苦手だと食べるとこ少ない。金目鯛の兜煮なんかは、でかい目が売りなんだが、これがダメだと値段の元が取れない。ほとんど手付かずの料理を見てこちらが申し訳なるのですが、返金する訳にもいかずでせつないもんです。他のメニューでも“ねぎぶた”のネギを残されたり“軟骨煮”の軟骨をよけられたり、すき間の醍醐味は万人受けしないようで。

s-IMG_1688.jpg


 週中にぽつんの祭日が結構気に入ってたのもマイノリティだったのかしら…
 今時の休日は政治の都合で、祝事や祭事のための祝祭日ではなくなって来たようですなあ。
 それにしてもシルバーウィークってネーミングはどうなんしょ、せめてオータムウィークとかの方がいんじゃなかろうか。


 
スポンサーサイト
09/05
呑兵衛に贈るしゃっきりしみじみスープ
s-IMG_1741.jpg

 あまり馴染みがないだろうが、その分貴重な部位にもかかわらず値段が安いのが喉先軟骨。焼肉屋では軟骨の王様としてメニューに載せてるとこもあるらしいが、是非マイナーなままでいてくれると助かります。
 
 軟骨として焼いて供するのが一般的なようですが、煮込むと実にいい出しが出ます。ラーメン屋が喜ぶような濃厚さではなく、しゃっきりとキレのいい滋味溢れるスープです。たぶん肉と筋と骨からいいバランスでダシが出るからで、その按配は牛テールのスープに近い気がする。
 もちろん煮込んでも身の方も美味で肉はホロホロ、声帯はクニッと、軟骨はコリコリでそれぞれの食感も楽しめます。ただし軟骨部分が多いので軟骨好きにはたまらないが、苦手だと食べるとこが少ないかな。実際、店でも軟骨が残ってくることがあって、そんな時は損させたようで申し訳なしこです。

 せっかくのしゃっきりスープ、あまり旨味を重ねるのは野暮ってもの。煮込む時のダシは薄い昆布だし程度に香味野菜を少々、調味料も旨味の強い醤油や味噌は控えます。具もさっぱりしつつ滋養のあるもんが合いそうなんで、薬膳スープに使われるような蓮根や冬瓜がいいかも。となれば今回は今が旬の冬瓜です。
 地元三鷹産の採れたて旬ど真ん中の、少し小ぶりの姫冬瓜。身体の水分を循環させるので酒飲みには実に好都合な薬効だし、酔うと温かい汁気も欲しくなるんで、これまた飲みの中盤に最適。

 うむう、また酒飲み仕様の料理にしてしまった。
 まいっか、居酒屋だし。
 
Copyright © 2005 見つかりにくい店 menehune(メネフネ).
all rights reserved.