季節を感じる眺めが嬉しい街外れの小さな酒場から
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メネ流~  第四の武器
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 カレー、混ぜ混ぜ派ですか?丼物、つゆだく派ですか?納豆、御飯に乗せる派ですか?
 ちなみに私は無所属、いずれ混ざるとしても最初はそれぞれの食感の妙を楽しみたい。
 混ぜて美味しくなるもんも多く味が馴染み旨味も増すのだが、ただし旨味だけの話し。
 
 大概の料理は味、香り、見た目の三つの要素に気を配るが、更に意識的に食感を操ると、俄然料理は面白くなる。
 反対にレトルトやコンビニ食、ファミレスの再加熱料理はどんなに調味料を駆使して旨味を付け小綺麗に盛り付けても、香りと食感が生きてないのでつまらない。

 ところで日本のカレーになんで小麦粉でトロミが付いてるかと言うと混ざらないようにで、日本米は軟くて、しゃばしゃばなルーだとすぐ御飯がポテポテになってしまう。お米の食感を生かしながら食べるには分けて盛り、少しづつ合わせながら食べるのが都合がよいのですわ。


 そんな前置きで本日の台所の時間は
「椎茸とむかごの山かけ土鍋焼き」
 椎茸をさっと炒めて割り下で味付け、むかご入りのとろろを乗せて焼いただけのもんですが、これには重層的な食感が含まれてます。
 とろろの表面はカリッと香ばしく中はもっちり、底は椎茸からのツユでとろとろに、更にむかごと薬味の食感が加わります。

 同じ食材と味付けで、椎茸を混ぜて焼いたり、とろろを先に焼いて椎茸入りの割り下をかけたり、今回のバージョンもありで三通りの料理になるのでそれぞれ試してみるのも一興です。


 ところでここにも時折りコネコネ番長が出没する。カレーも丼物も何でもとにかくいきなり、混ぜるなんてもんじゃなく懇切丁寧にコネまくる。もちろんこの料理も食感ぶっ飛び…不味くなる訳でなし食べ方は自由だが、いつも我が意は得られなかったなと寂しい気持ちにさせられる。

 そのうち、食べる前からいきなり胡椒と酢をぶち込まれたラーメン屋の店主と、新蕎麦なのにつけ汁に初っ端から山葵と葱をぶち込まれた蕎麦屋店主と、飲み会に使われタイミングよく握ったはずの寿司がネタが乾くまで放置された寿司職人あたりと、こんなネタを肴に飲んで溜飲を下げたいもんです。
 
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