季節を感じる眺めが嬉しい街外れの小さな酒場から
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01/19
居酒屋もファミレス化してとっちらかり?
 こないだある人が、いい酒蔵の近くにはそれを扱ういい居酒屋がある。そこの店で共通するのはいい素材を薄味で素材感を現す料理にしつらえてあるという。なるほど酒を楽しむには腕自慢の料理より肴に徹する素材感というのが嬉しい気がするなあ。 

 たまに食に関する雑誌を眺めて、ああ今はこんなんが流行ってるんだなあと感心する。例えば地酒とシェリーがウリでイベリコ豚がお薦めですとか、うちでは吟醸酒とゴルゴンゾーラのタルトがお薦めですとか…
 あまり食指はそそられないが、どうやら流行っているらしい。もちろんイベリコもシェリーもゴルゴンゾーラも美味しいし今では簡単に手に入る。和の酒に合わせる意気込みやアイディア、ピンポイントにマリアージュする技術もたいしたもんだろうが、何か気が進まない。
 それはたぶん、それを最初に始めたお店は素敵だろうが、きっと誰かに真似される。やたら流行りを取り入れて、意志がぶっとんだ残骸の料理を何でもありで並べる大手チェーン店で客いじりの道具になってしまう気がするからかもしれない。

 ちと保守的に思われるかもしれないが、酒の肴にあまりビックリしたくない。安心して今年の鰤は美味いなあとか鰆はまだかなあとか感じていたい。創意工夫も創作活動も皿の上で主張されると疲れるのでまな板の上だけでやって欲しいと思うのは歳のせいだろうか。

 まあとにかく、冷めたツブ貝酒蒸しの凝った肝や烏賊刺しを食べたあとの口中に本醸の燗酒を流し込むのが至上の喜びなので、食の多様化に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうである。



鶏肝味噌漬けの葱焼き
 鶏の肝を一口大に切り、信州味噌を酒で溶いてまぶしておく。
 クッキングシートに並べロースターで半生に炙り、途中長葱に青唐辛子味噌をまぶしたものを乗せて軽く焦げ目が付くまで焼く。
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