季節を感じる眺めが嬉しい街外れの小さな酒場から
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いつだって買い物から始めます
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 たぶん自分で買い物に行ってるお店なんぞかなり珍しい部類だろう。
正直なとこ全て配達で賄えたら随分時間と手間が省かれていいのだが、まあそうはいかない事情がある。

 一番の理由はうちの場合、先ず献立ありきの食材ではなく、先ず食材があってそこから献立を考えるので材料を見ないことには始まらないから。
 二番目には自分で触れる物しか信じないから。間に色んなもんを挟んで余計なトラブルをかかえたくないのだ。

 まあそんな訳で思考の順序やら拗ねた性格のせいでえっちらおっちら買い物に行く羽目になる。

もちろん面倒ばかりじゃなく、むしろ買い物自体はすごく楽しい。そして楽しみたいから遊びのある商店に買い物に行くことになる。そうなると個人商店がどうしたって面白い。

 だって仕入れた人が売る人だから客の顔を思い浮かべながら、これ面白いから仕入れたろう、今日はこれ安くていいからいっぱい売ったろうなんて自分も楽しみたい分、遊び心に満ちているから。
 そんな商店に出会えればこちらも俄然モチベーションが上がる。何気ないじゃが芋一つでも今日のは一味違うぜなんて定番のメニューでも意欲が湧いて来たりする。
まあそうでもないと買い物なんて手間ヒマかかることなんてやってられない。


 さて写真は「鶏笹身のタタキと茗荷の山葵酢」。鶏の笹身は筋を包丁でしごき取ってさっと霜降りし、刻んだ茗荷と大葉とともに山葵を溶いた三杯酢で和えたもの。
 この茗荷はもちろん個人商店の限定特売品。形が整ったものだと結構いいお値段だが先が折れたりしたものはB品としてがっさり袋に入って随分廉価。もちろん形が悪いだけで鮮度や品質には問題なし。おかげで心置きなくたっぷり使えるってもんだ。

 茗荷はよく薬味として使われるように香りが強い。おひたしにもするがアクを抜かないときついので結果、味も抜けてしまう。でもこのようにちょっと肉ッ気があるだけでアクも気にならずたっぷり食べられる。
 ちなみに茗荷を食べると物忘れするって俗説にはそれなりに謂れがあるみたいだが、もしかするとアクが強いから食べ過ぎるなってこともあるかもしれない。
 この手の俗説には時には当時なりの食事バランスへの気遣いも垣間見れて色々面白い。
 
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